本モデル事業は、低炭素社会へと転換する上で重要な手段の一つであるカーボン・オフセットの取り組みを普及・促進させるため、環境省がカーボン・オフセットの取り組みに関する事業計画を公募・選定し、カーボンオフセットの取り組みの普及を図るものです。
平・EEEャ22年度は10件のプロジェクトが採択され、本サービスがその中の一つに選ばれました。
本サービスは、使用済みの中性能フィルターを超音波洗浄再生リサイクルシステムにて洗浄・再生して再利用出来るようにするサービスです。新品の中性能フィルターを毎回交換する従来方式に比べて産業廃棄物削減とメンテナンスコストの低減を図ることが出来ます。
新品に毎回交換して、廃棄する従来の方式に比べ、約96%のCO2排出量を削減することが可能です。
新品に毎回交換して、廃棄する従来の方式に比べ、約20%〜30%コストを削減することが可能です。
洗浄サービス終了後のフィルターは
再資源化し廃棄物を出しません。
当社が販売する洗浄型フィルターは原材料の製造と組立工程における電力及び洗浄工程におけるエネルギー使用に伴うCO2排出量に対して排出権でオフセットした環境配慮型フィルターです。
カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において排出されたCO2等の削減困難な部分の排出量を認識し、削減努力を行うとともに、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入することでその排出量を埋め合わせすることです。
エアフィルターの原材料の製造と組立工程における電力及び洗浄工程におけるエネルギー使用に伴うCO2排出量を算定対象とする。
標準的なフィルターサイズ(W610mm×H610mm×D290mm) | ||
製造工程でのCO2排出量 | : | 42.38kg-CO2 |
洗浄工程でのCO2排出量 | : | 1.72kg-CO2 |
※上記標準的なフィルターサイズの面積(ろ材及び枠)当たりの排出量に対して、 当該フィルターの面積(ろ材及び枠)を乗じることにより算出します。
クレジットは、住友商事(株)がCDMに基づき途上国で支援した温室効果ガス削減プロジェクトにより国連認証を得たものを活用します。
国連プロジェクト番号 | 0001 |
クレジットタイプ | 発行済みCER |
プロジェクト名 | インド・グジャラット州在GFL社HCF22製造プラントにおけるHFC23熱破壊による温室効果ガス削減プロジェクト |
プロジェクト実施国・実施地域 | インド・グジャラット州 |
プロジェクトタイプ | CDM |
プロジェクト期間 | 2006年2月13日〜2016年2月12日 |
プロジェクトの排出削減・吸収量 | 3,000,000t-CO2e/年 |
調達状況 | 販売開始前に一定量を保有 |
無効化方法 | 半期に一度日本政府へ償却(9月、3月) |