構内用ADSLモデムとは?
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line) 技術をLAN分野に利用し、すでに構内に敷設されている電話回線を活用して、10/100Base-TXを数キロメートル延長することができるモデムです。
これまでコストや環境上の制約で、実質上不可能とされていた工場やホテル、ゴルフ場や観光施設、短期の展示会や工事現場、無線LANが利用できない病院などでも、そこに構内用電話線があればLANを構築することができます。
既存の構内用電話線を使うため低コストでLAN構築ができます。
設置方法は簡単です。
ADSLモデム『MegaBit Gear CE5 TE5』を電話機とPBX(電話交換機)の間に設置するだけです。複雑な設定は一切必要のないプラグ&プレイ製品ですので、電源を投入するだけで、ADSLによる接続を開始します。しかも、電話との同時利用が可能です。
データ通信によって、電話の利用を妨げることはありません。
ADSLモデム『MegaBit Gear CE5 TE5』の通信スピードは、最大下り(CEからTE)が25Mbps、最大上り(TEからCE)が1Mbpsの速度を実現。必要十分なスピードで、なおかつ安定したLAN環境を実現します。
データ通信とアナログ電話との併用ができます。
だれでも手軽にその日からLANを構築することが可能です。
ADSLモデム『MegaBit Gear CE5 TE5』は、工場出荷時の設定のままでも特に問題なく使えるように設計されています。
ですので、LANケーブルを接続するだけで、それぞれの電話線の環境条件をチェックし、通信を開始します。通信状態は常に前面の液晶パネルに表示され、ネットワークの状況がビジュアルに把握できます。LAN構築にあたって、専門知識は必要ありません。