ACLC(高速同軸モデム)とは?

TV用同軸線を利用して高速ネットワーク環境を構築できるモデムです。
通信速度は最大200Mbps(物理速度)
・有線LANと同等レベルの速度を実現
プラグアンドプレイ
・TV端子に接続するだけで利用可能
セキュリティ機能
・ユーザ間通信遮断機能に対応
安価で簡単にシステム構築できます。
モデムは1機種で親機/子機の兼用タイプです。

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仕様と製品写真

ACLC(CTE1510)本体画像
品  名 CTE1510
変調方式/使用周波数 OFDM/4~34MHz
物理速度 最大200Mbps (※1)
最大接続可能台数 31
MACアドレスエントリー数 64
インターフェイス イーサネット 100BASE-TX 1ポート (※2)
同軸(F型) 1ポート
動作温度 0~40℃
入力電圧 100V(50/60Hz)
消費電力 7.5W
外形寸法(突起部除く)(W×H×Dmm) 40×94×150(据置きタイプ)
重  量 約250g

(※1)1対向の片方向通信時の最大実効速度(UDP)は約100Mbpsです。
(※2)Auto-negotiation、Auto MDI/MDI-X

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適用範囲

適用範囲

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製品仕様概要

高速同軸モデムCTE1510の場合、以下のとおりです。
◆変調方式
OFDM
◆アクセス方式
TDMA方式
◆使用周波数帯域
4~34MHz
◆通信速度(物理速度)
最大200Mbps
◆接続可能端末数
最大31台
◆学習MACアドレス数
最大64個
放送信号と使用周波数が異なるので、TV放送への影響はありません。

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各種機能

子機間通信遮断機能(O-VLAN)
ホテル・集合住宅・病院ベッドサイドなど
親機に接続している子機間の相互通信を遮断します。
各ユーザは親機経由で、外部との通信は可能ですが、ユーザ間(子機同士)での通信は遮断されます。
※上記機能は工場出荷時に予め設定されています。⇒注意点はこちら
MACアドレス認証機能(オプション)
集合住宅など
親機に接続する子機を認証することができます。
外部のRadiusサーバに子機のMACアドレスを登録する方法と、親機のメモリー上に登録する方法の2種類があります。
第3者のなりすまし子機による接続を防いだり、料金未納のユーザに対して接続を遮断することができます。
接続端末数 制限機能(オプション)
集合住宅など
子機配下に接続可能な端末数を制限できます。(設定範囲:1~4)
親機の学習MACアドレス64の制限を越える可能性がある場合、本機能によりオーバーフロー(※1)を回避できます。
※1:学習MACアドレスの制限64を超えると(オーバーフロー)、65台目以降の端末のMACアドレスは学習されないため、通信できなくなります。
⇒注意点はこちら
端末数制限=2 -端末2台(PC1,PC2)は通信可能 -3台目の端末(PC3)は通信不可能
ノッチ機能(オプション)
ホテルなど
モデム信号出力の特定の周波数帯にノッチを入れる機能です。
TV同軸線に別システムの信号(70MHz以下)(※1)が使用されている場合でも、
本機能とハイパスフィルター(HPF)の組合せによりACLCとの共存を図ることができます。
※1:例として、ホテルの有料テレビ放送の課金システムや入退室管理システムなどが挙げられます。
別システムが54MHzを使用している例

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