TOP MESSAGEトップメッセージ

経営者が語る、
これからのビジョン

住友商事マシネックス株式会社
代表取締役 社長執行役員
山名 宗TAKASHI YAMANA
SUMITOMO SHOJI MACHINEX CO,LTD
Representative Director
President and Chief Executive Officer

MESSAGE

新入社員には、次に何をすべきかを自ら考えられるビジネスパーソンであれと切望しています。当社には「本物のビジネスパーソン」になるための営業基盤や職場環境、教育制度が整っており、仕事を通して「自己実現」を目指したい方が、その能力を磨ける場所であると確信しています。

住友商事グループの中で、社会・産業インフラの未来を支える存在として、「共創のイニシアチブ」を担う、若い力に期待する

住友商事グループの一翼を担う住友商事マシネックスは、「人と社会とテクノロジーをつなぐ」を重要なキーワードとし、世界的な技術革新・環境への取り組みを踏まえた上で、モノづくりの最前線を支えています。学生さんにとって商社は「単品製品を右から左ヘ動かす仕事」というイメージがあるかもしれませんが、実際は全く違います。部署の垣根を超えたエキスパートと共に、グループ企業・協力企業も巻き込み、顧客企業にソリューションを提案し提供していく、いわば「共創」でビジネスを推進しています。当社はそうした共創のリーダーとして、様々な社会・産業インフラ分野で機能提供をしています。

私たちの仕事には、高い提案力と発想力が求められます。若い方にはリーダーシップを発揮し「共創のイニシアチブ」を実現できる人材を目指していただきたい。現代はありとあらゆるモノがつながり、また変化のスピードが著しく高まっています。商社というニュートラルな立ち位置からあらゆる産業に幅広い商材を提案できる強み、そこに技術力と提案力・発想力を組み合わせることで、私たち独自の価値を創造し、さらなる可能性を発揮することができるのです。

社員皆でつくった中期経営計画
熱い思いを胸に3年後の
目標必達に向け邁進していく

現在当社は、中期経営計画「Challenge to Change ~挑戦は終わらない」を進めています。そこには大きく2つのゴールがあります。一つはこれまでの基盤ビジネスであるコアビジネスをより深掘りしていくこと。そしてもう一つは、そこから派生した新規事業を形にし、ビジネスとして成果を出していくことです。この中期経営計画は「マシネックス再定義プロジェクト」がベースとなっています。それは「10年後の当社の未来像を描いてみよう」のテーマでワーキンググループを発起したもので、新入社員も含めた約120名の社員が有志で参加しました。グループに分かれ、それぞれが10年後の社会の発展とそこに貢献していく当社の未来像を描き、全社員にプレゼンテーションを行いました。

その結果、これまで進めてきた中期経営計画「Challenge to Change」を継続しながらも、より高い目標を目指そうということで「~挑戦は終わらない」を加えました。これも社員の思いを反映したキャッチフレーズです。社員皆が当事者となって、自分たちで決めた新しい目標に向かって「熱く」邁進していきます。そして3年後に迎える中期経営計画最終年度には、未来像に近づくためのプロセスを進めると共に業績面での定量目標の達成に向けて、これまで当社にはいなかったタイプの知見を持った技術者やエキスパートを各方面から積極的に採用しています。若い社員たちもそうした人たちに刺激を受けながら彼らの知見を共有し、さらに自己研鑽しています。

多くの社員の多彩な声を聞いて欲しい
それはきっとあなたの未来を
開く端緒になる

私は会社や個人には「ポジティブな連鎖」があると思っています。会社の成長には個人の成長が欠かせません。同時に個人の成長には会社の成長が不可欠で、その両方の連鎖が大切です。就活ではその会社に「自分が成長できる環境があるか」ということを考え企業研究をして欲しい。そして縁があれば、私たちの会社を上手に活用して成長していって欲しい。会社も個人の成長をサポートします。様々な仕事を経験できる「ジョブローテーション制度」や、海外の拠点に一定期間駐在する「トレーニー制度」はその一環です。また新入社員には「指導員」をつけ、1年間マンツーマンで丁寧に実務を指導していきます。

当社で働く人材は実に多彩です。キャラクターも資質も才能も違います。企業とは、そうした多彩な才能が集まった時に実力が発揮されるもの。ですから、皆さんも自分の持っている才能を活かし輝かせることができるフィールドをぜひ選んでください。当社にはそれがあると自負しています。コロナ禍で難しい面もあるとは思いますが、リモート等で多くの社員の多彩な声を聞いてください。それはきっとあなたの未来を開く端緒になるはずです。